

No.9:株式会社フリープラス 代表取締役 須田健太郎氏
「有言実行!!一度きりの人生、チャレンジしなきゃ勿体無い!!」

関連URL
株式会社フリープラス http://www.freeplus.co.jp/
若輩社長 ~13畳からのはじまり~ http://ameblo.jp/freeplus/
日本の靴職人が作るオーダーメイドの紳士革靴 AKIZUMI http://www.akizumi.jp/
起業を志したのは、大学2年生の冬でした。その少し前ぐらいにサイバーエージェントの藤田晋さんや元ライブドアの堀江貴文さんがテレビやメディアに頻繁に取り上げられているのを見ていました。「この人たちは、何者だろうか・・・。」と思っていた時に、社長だと言うことを知りました。当時“社長”といえば、年配の方のイメージでしたので、大変驚きました。これは世の中が変わったかもしれないと思い、いろんなビジネス書を読むようになったのです。
様々な情報を得るうちに、現代は若くても会社を立ち上げられるということを知りました。ちょうどその時に自分の命は、一度しかないことを意識して考えていたのです。「私が生きている間、挑戦できるフィールドはどこなのだろう?」と思った時に、私は自分の人生の挑戦として“会社を創ること”を決めたのです。事業内容など何も決まっていませんでしたが20歳のときに「26歳で会社を作ろう。」という決心をしました。それが起業を志したきっかけです。
起業を志した20歳の頃、マクドナルドでアルバイトをしていたのですが、次のステージへ進むために、NTTでのインターンシップを始めました。営業としてがむしゃらに働き、営業成績でトップを取り、40人のプロジェクトリーダーまで任されるようになりました。また、ハウスウェディングのテイクアンドギヴ・ニーズさんの会場を貸し切って、100名規模の関西学生交流会も企画しました。
ただ、それには資金が150万円必要で、学生からはさすがに一人当たりの参加費は5,000円までだろうと思いました。つまり、100万円のパーティー資金を他に集める必要があったのです。そして、プロジェクトチーム3名で100万円の協賛金を集めるために奔走することになりました。しかし、社会人の方々に会う度に自分たちの考えの甘さだとかお金を稼ぐ難しさを目の当たりにしました。いかにお金を集めることが難しいかというのを思い知らされました。その苦しんでいる時に、周りの学生たちを見て、正直羨ましいな~とか、何で俺は有言実行と掲げて、わざわざ自分を苦しめているんだとか思ったのですが、それは自分の26歳の時に起業するために行っていることなんだと思い、そう考えた時、大学生として就職活動したりする時間は、むしろ勿体無いんじゃないか、内定出てからの一年間とか、こんな風につらい思いとか、社会にもみくちゃにされた方がいいんじゃないかと思いました。
また、就職活動して入社してしまった場合、上手く行けば昇進して、その居心地の良い場所から抜けられないんじゃないかと不安になりました。そして私は、2006年3月、21歳の時に大学を中退しました。その翌月、設立4年目のIT系ベンチャー企業に入社しまして、私は最年少の営業だったのですが、「必ずトップを取る!」と、心に決めました。有言実行だと自分に言い聞かせました。入社4ヶ月で新人賞を受賞。入社8ヶ月で全国区のMVPを受賞し、大阪支社のマネージャーに昇進しました。そして、2007年6月に会社を退社し、同年の6月8日に株式会社フリープラスを設立しました。
命に対する考え方、幸せに対する考え方が違うのじゃないかな、と思います。まず、命に対する考え方というのは、私が起業を志したのは20歳で、その時成人式があったのですが、成人式って人生に一度しかないので、これにはもう戻ることはできないんだなと。命は一回しかなくて、自分は死んでいくのだなと強く意識していました。その中で、挑戦していかないと自分の人生は勿体無いなと考えたのです。
また、多くの人が挑戦しない理由としては、失敗を恐れていると思うんですが、私は失敗してもいい、と思っています。私は自然が大好きなので、南の島で自給自足の生活でも幸せなんですよ。人生って人が生きるって字を書くじゃないですか。元々生き物なんて、生きているだけで幸せなはずなんですよね。生きていて愛する人と一緒にいて、自分の子孫を残すことで私は満足なんですよ。だから、別に失敗したとしても、たとえ乞食になっても、あっ、愛する人はそれになってもついて来るって言ってくれているので(笑)、愛する人と一緒に暮らせれば。でも何もしないのでは面白くないんで、じゃあ、挑戦しようと。
これはやっぱり20歳の頃に多くの本を読んで吸収した考えですかね。影響された人はいますか?と聞かれることがありますが、全て本から影響を受けました。
何でしょうか。全力じゃないですか。お金のことだけ、自分の私利私欲だけのことを考えていないとかじゃないですかね。あとは、信念を持ってやっておりますので、それに対して、優秀なメンバーが集まってきているんじゃないかな、と。私はメンバーに対して嘘をつきません。まっすぐなので、それに惹かれて入ってくるという感じかもしれません。そして、みんなも同じ想いで全力でやるのでそれで上手くいく限り負けはないんじゃないかと思います。
例えば、社員の給料を削って、いかにして自分の給料を多くできるかを考えるではなく、本気で彼らの夢をどうやったら達成してあげられるのか、どうやったら将来できるであろう彼らの家族をも幸せにすることができるであろうかを真剣に考えているということです。
普通、一般的な中小企業なら、従業員は使うものであって、コストを下げて、自分の給料を上げて、いかに平和的にその会社から引退するか、積み立ての退職金をいかに多くするかを考えたりするイメージがあるんですけど、そういうのは一切ないですね。
『人類を代表する企業』を創ることです。これは、フリープラスに入りたいとか、フリープラスが大好きとか、フリープラスの商品を使いたい、サービスを受けたい、というようなフリープラスのファンを世界中に溢れかえるようにすることです。
なぜ、世界を代表じゃなくて、人類を代表なのかっていうと、人間はもう宇宙に飛び出していますので、私が思う人類を代表する企業を完成させるまでには、十分に月などに施設があることが予測されるので、その時に理念を変えないで良いように、人類を代表する企業としております。
現在中心の事業はITアウトソーシング事業で、システムの開発とか提案とかを主に行っているのですけれども、この事業からは早期に撤退したいと思っております。なぜかというと、現状では営業主体となっておりますので、営業主体であれば、メンバーが疲弊してしまいます。数字を追いかけることばっかりに集中してしまいますので、疲れるし、若いうちにしかできないと思っておりますので、そういうサービスではないサービスを展開したいなと思っております。
現状行っているのが、ウェブの制作と今月の25日にリリースされる『AKIZUMI.jp』http://www.akizumi.jp/という日本の職人が作ったセミオーダーメイドの革靴販売サイトがデビューします。現状はこの3本ですが、アパレル事業も紳士靴以外にも展開していくとともに他の事業も創出していく必要性があると考えております。
こんなこと言う人いないと思うのですけど(笑)、愛に溢れる人ですかね。会社を自分の生きる手段と考えるんじゃなくて、会社も自分の人生の一部だと、会社にいる仲間も自分たちの家族だと、会社を愛するし、仲間を愛する、そんな人と一緒に働きたいですね。
だから、事業モデルに左右されないんですよね。事業モデルベースで人材を採用した場合、その事業モデルが変わった時にじゃあ辞めるんですかという話になると思うんです。そうではなくて、私は終身雇用を推進していますので、どんな事業モデルになっても仲間のためになるんなら、一生懸命にやろうよと。
あと、仕事を楽しめる条件って、何をやるかじゃなくて、誰とやるかの方が私は重要度が高いと思っています。ですから、愛に溢れる人と一緒に働きたいなと思っています。
有言実行。今までやってきた非凡な実績と会社設立からの快進撃を聞くと、普通の人ではないなと思ってしまいます。しかし、インタビューの先にいたのは、3年前まで起業すら思い描いていなかった若干23歳の青年です。人間本気になれば、たった3年で夢のような世界を実現することができると考えられなくもありません。
確かに持って生まれた能力の差や環境の違いは、あるかもしれません。しかし、本気になれる人生、全力を尽くせる人生、チャレンジし続ける人生って素敵だと思いませんか?どんな環境にいたとしても、全力を尽くせる人生を模索し続けることは、よりよいキャリアデザインを描いていける重要な要素ではないかと思います。